日本に長く住んでいたり、日本人と結婚したりして日本の国籍取得を希望する方が増えています。帰化の申請は書類を集めるが煩雑です。そんな時には帰化申請の手続きを行政書士がおこないます。

1　住所要件

　　帰化の申請をするときまで、引き続き5年以上日本に住所を有する事

2　能力条件

　　18歳以上で本国法によって能力を有すること

3　素行条件

　　素行が善良であること（犯罪歴の有無　納税状況等）

4　生計条件

　　自己又は生計を一にする配偶者そのほかの親族の資産又は技能によって生計を営むことができる

5　重国籍防止要件

　　国籍を有せず、または日本の国籍の取得によってその国籍の取得によってその国籍を失うべきこと

6　憲法遵守条件

　　日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを企て、若しくは主張し、又はこれを企　　　　　　　　　て、若しくは主張する政党その他の団体を結成し、若しくはこれに加入したことがないこと

帰化申請に必要となる主な書類は、次の通りです。

1.帰化許可申請書（申請者の写真が必要となります。）

2.親族の概要を記載した書類

3.帰化の動機書

4.履歴書

5.生計の概要を記載した書類

6.事業の概要を記載した書類

7.住所票の写し

8.国籍を証明する書類

9.親族関係を証明する書類

10.納税を証明する書類

11.収入を証明する書類

帰化申請書類で注意しておきたいこと

1.提出する際に、コピーで提出する書類については、原本を提示する必要があります。（原本は返却されます。）

2.本国から取り寄せた書類は日本語に翻訳する必要があります。翻訳者の記名・押印が必要になります。

3.申請者の写真を「帰化許可申請書」に添付する必要があります。（申請日の６か月以内の撮影したもの）

4.黒ボールペンで記入します。（修正テープ及び修正液の使用不可）